『異彩』を放つ中小経営者巡り

元甲子園球児が中小企業経営者から魂の言葉を聞き、その魅力を野球を交えて解釈します。

ストーン 店長 大島大さん

野球に例えるなら
【どんなボールでも受け止めるキャッチャー】

 
こんにちは!
中小企業経営者の熱い言葉を聞くのが好きな
元甲子園球児、ヤマカワベンチです。

今回は私が社会人になって以来、通い続けている

焼きカレーが絶品のお店「ストーン @浅草橋」の店長、大島さんについて書かせていただきます。

お店の詳細↓

https://retty.me/area/PRE13/ARE17/SUB1702/100000016920/910480/

父が上京した際に「浅草橋にうまい焼きカレー屋があるらしい」と

教えてくれ、伺ったことがきっかけでした。

本当にここのカレーは美味しすぎてハマります。

しかし、私が通い続ける理由はカレー以外にもあります。

それは「居心地の良さ」です。お店のつくりもありますが、居心地の良さを

生んでいる1番の要因は店長の大島さんと奥さんです。

大島さんはどんなに忙しくても、いつも笑顔で迎えてくださり、

私の身の回りのことを気にかけてくださいます。

 

野球に例えると「どんなボールが来ても必ず受け止めるキャッチャーのような方」です。常に安定した前向きな対応があるからこそピッチャー(ここでいえばお客さん)は安心してボールを投げ込めます。

 

私が閉店時間直前まで残業した後に電話し「まだ間に合いますか!?」と言うと、

「開けて待ってるからゆっくりおいで!」と言ってくださる本当に温かいお人柄です。そこには優しさの奥にあるゆるぎない決意があるのだと感じます。

 

まわりの人にとって心休まる存在になりたい。

ストーンにいくとそんな優しい気持ちになります。


ヤマカワベンチ

 

 

 

ガリバー 代表取締役 中島真一さん

野球に例えるなら
智辯和歌山の髙嶋監督】

 
こんにちは!
中小企業経営者の熱い言葉を聞くのが好きな
元甲子園球児、ヤマカワベンチです。

今回は私が、「強烈な結果とファンを得るための考え方」に共感した

ガリバーの代表取締役中島さんについて書かせていただきます。

 中島さんとは今年の4月にとあるイベントでご一緒させていただきました。

中島さんは登壇者として発言をされていましたが、その考え方に惹かれ、

話を聞かせてください!と会社まで伺ったところから大変よくしていただいています。

 

中島さんは印刷会社のガリバーを「DMに特化した戦略を極める」ことで

クライアントのニーズに応え、ファンを拡大し続けています。

詳細はこちら↓

http://www.cowtv.jp/channel/boss/482nakajima/01.php

https://hanjohanjo.jp/article/362

https://hanjohanjo.jp/article/363

 

冒頭に記載の通りですが、野球に例えるなら智辯和歌山高校の髙嶋仁監督だと

思います。髙嶋監督は点を取られても取り返す「打ち勝つチーム」という強烈なカラーを作って、100年の歴史を持つ高校野球で甲子園最多勝監督となっています。

選手1人1人と向き合うために野球部員は一学年10人限定(地元から応援してもらうために県外選手は2人)、学校の一体感を生むために予選から全校応援、甲子園ではCの人文字、応援曲は全曲オリジナル、甲子園で勝ち上がるための複数投手性・打撃練習は160キロの球を打ち放題、といったように、強烈な個性を生むための施策を長年続けてきた方です。

私は以前髙嶋監督とも話をしたことがあったため、中島さんと重なりました。

ガリバーにお邪魔した際、中島さんに工場やオフィス内を案内していただきましたが、

その場にいる社員の方1人1人に明るく声をかけ、丁寧に向き合われていました。

そして、上記リンク内の記事を見ていただければわかりますが、

唯一無二の印刷技術を保有され、DMで世の中から必要とされる圧倒的な成果を残されています。

本当に偉大な方は決して人に上からモノを言わない。

(自分がもっともっと向上しようという意識があるからでしょうか?)

本当に偉大な方は状況に関係なく自分から輝く道を選んでいる。

 

中島さんとお話させていただくといつもそんな風に感じます。

 


ヤマカワベンチ

 

 

浜野製作所 代表取締役 浜野慶一さん

野球に例えるなら
ルーズヴェルトゲーム】

 
こんにちは!
中小企業経営者の熱い言葉を聞くのが好きな
元甲子園球児、ヤマカワベンチです。

今回は私に衝撃と感動を与えてくださった
浜野製作所の代表取締役、浜野さんについて書かせていただきます。

浜野さんは金属の部品加工等を行われている墨田区の2代目社長さんですが、

産学官連携・地域貢献等、一企業経営者に留まらない大変な成果を挙げていらっしゃる方です。詳細はこちら↓

https://hanjohanjo.jp/article/239

大手企業を抑えてものづくり日本大賞を受賞されたり、天皇陛下が視察に来るなど、

普通では考えられない実績を残されています。

2年前に浜野さんの工場を訪問させていただいてから浜野さんのファンとなり、

ご活躍に注目してきましたが、先日浜野さんの講演会にも出席させていただき、

改めてそのエピソードと物の考え方に感銘を受けました。

工場の全焼や多くの苦難に直面する中で、そこで触れた人の温かさを大切にされており、これだけ実績を残された今も、どんな人にも丁寧に、そして、真摯に対応を

されています。

墨田区はもしかすると日本で一番モノづくりに適していないかもしれない(隣の家も近く、振動・騒音問題もある)とおっしゃる中で、それであれば「他ではできない、ここでしかできないことをやる」というコメントも残されていました。

まさに「最大の弱みは強みに変えられる」ということを感じました。

言うは易しですが、ポジティブな発想の転換とひたむきな行動力、

そして、自社に留まらず、どう地域社会に貢献していけるのか?という想いが

あるからこそ、ドラマのように人の心を動かす逆転劇が生まれたのだと思います。

 

かつて甲子園最多勝監督が「点は取られたら取り返せばいい。しかし、逆境を跳ねのけられるのは、普段からやるべきことを積み上げた者だけ。」という言葉を残しました。社会でそれを実行されているのが浜野さんでした。

 

偉大な先輩に少しでも近づけるよう自分も逆境でこそ輝ける人間になりたいです。

 


ヤマカワベンチ

文優社 代表取締役 土屋将貴さん

野球に例えるなら
【守備職人】

 
こんにちは!
中小企業経営者の熱い言葉を聞くのが好きな
元甲子園球児、ヤマカワベンチです。

今回は私がとあるお茶会で知り合い、それ以来お世話になっている

社長さんについて書かせていただきます。

文優社 代表取締役 土屋将貴さんです。

 

土屋さんは元々金融機関で働かれていて、32歳のときに

 急遽お父様の印刷会社を継ぐことになり、2代目経営者となった方です。

以来8年間、社長として先頭に立って社員の方を引っ張り、

会社は今年で34期だそうです。

 

土屋さんはお世辞にも目立つ経営者には見えません。(すいません)

しかし、お話を伺うと誰よりも会社のことを愛し、社員の方が

働きがいのある職場を作るために試行錯誤をされています。

野球で例えるなら守備職人のような方です。

派手な存在ではないけれど、飛んできた打球は確実にアウトにしていく。

そんな堅実さが土屋さんからは感じられます。

ピッチャーから最も信頼される野手のタイプです。

それは、人間関係でも同じで、私の相談にいつも真摯にアドバイスをくださいます。

私がある経営者の方に会ってみたいです!紹介してください!と言うとすぐに時間を

とってつないでくださいました。

(野球でいえば確実な中継プレーです。しかも人のために。。)

私は土屋さんから派手さはなくても地道に人と向き合っていくことの

大切さを学びました。

夢は何ですか?と尋ねると、「時代が変わっても皆で乗り越えていける会社を

作ること」とおっしゃっていました。

静かに燃える青い炎のような土屋さんにこれからも注目していきます。

 


ヤマカワベンチ

ミナロ代表取締役 みどりかわけんじさん

野球に例えるなら
【日本屈指の三刀流】

 
こんにちは!
中小企業経営者の熱い言葉を聞くのが好きな
元甲子園球児、ヤマカワベンチです。

今回は私が最も尊敬する経営者の1人である

緑川賢司さんについて書かせていただきます。

みどりかわさんは製造業界では(製造業に限りませんが)大変有名な方なので

多くを記す必要はないかと思います。

町工場を活性化するために全日本製造業コマ大戦(喧嘩コマの日本一決定戦)

https://www.komataisen.com/ を立ち上げ、多くの方々のモチベーションの源となっている方です。

また、映画未来シャッター  http://miraishutter.weebly.com/ にも出演をされていたり、中小企業社歌コンテスト https://syaka.hanjohanjo.jp/ では審査員も務めていらっしゃいます。この他にも本当にたくさんの取り組みをされていて書ききれません。

本業のミナロの活動では、売上の主力である木型の他になんと1年前からハーバリウムの販売 https://www.hbrm2nd.com/ にも挑戦され、たった1年で3年分の事業計画を達成されたそうです。

私は2年前からチャンスがあればみどりかわさんにいろいろなお話を伺ってきました。

なぜ、みどりかわさんのまわりには人が集まり、成果が出るのか?

あくまで私が感じたことですが、それは、

【夢があるから】だと思います。

目先のお金を稼ぐためではなく、世の中を良くしていくためには何が必要なのか?

どんな企画があれば人はワクワクするのか?業界全体が輝くためにはどんな施策が必要なのか?そういった大きな視点で常に工夫を凝らし、挑戦し続けていらっしゃるからだと思います。

人もお金も最終的には「理由」に集まるのだと思います。

高校野球に例えるなら、「次の試合で俺がホームランを打つために練習しよう!」と言っても協力する部員は限られていますが、「皆で甲子園に行って夢を掴み、地域の方々に希望をプレゼントしよう!」と呼びかけると奮い立つ部員が増えるのと同じだと思います。

みどりかわさんの取り組みにはそんなまわりの方々を奮い立たせる

「想い」があるんです。

みどりかわさんに会うと、もっともっと夢のあることをしないといけない。仕事を仕事としてやるのではなく、自分の生きざまと言える取り組みを仕事にしていくことが必要なんだと感じます。

これからもみどりかわさんの挑戦に注目していきたいです。

みどりかわさんから結婚祝いに贈っていただいたきれいなハーバリウムが飾られている自宅のテーブルから記事を書かせていただきました。


ヤマカワベンチ

情熱の学校 エサキヨシノリさん

野球に例えるなら
【全球ストレート勝負!】

 
こんにちは!
中小企業経営者の熱い言葉を聞くのが好きな
元甲子園球児、ヤマカワベンチです。

今回は私が中小企業ブランディングプロジェクトに
本気で取り組むきっかけを与えてくださった大先輩について書かせていただきます。

情熱の学校 代表 エサキヨシノリさんです。

エサキさんはかつて大手広告会社に勤務されていましたが、
中小企業にこそブランディングが必要だ!という志の元、
独立され、今は中小企業向けのコンサルタントとして活躍されています。

エサキさんは普通のコンサルタントではありません。
小手先の知識だけでなく、会社の内と外、両方のコミュニケーションを
活性化するために本気でぶつかっていきます。

そのアプローチのひとつとして、誰も行ったことのなかった
「工場ライブ」を形にされました。

↓詳細はこちら↓
https://hanjohanjo.jp/article/234

私は自分で考えた、あるプロジェクトを形にすべく
試行錯誤していたところ、上司からエサキさんの作られた「廻せ!輪転」という曲の
動画を紹介してもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=Apuhmt4JTss

心を打たれた私は大阪まで遠征し、エサキさんに直接お話を伺いました。
エサキさんはご多用中にもかかわらず、見ず知らずの私に本当によくしていただきました。

エサキさんのおかげでプロジェクトも成功し、軌道に乗り始めています。
また、個人的に悩んだときには、エサキさんの商売道具である
独自のフレームワークを使って無償でアドバイスをしてくださいました。

私はこういう人がやがて日本を変えていくんだろうなと本気で感じます。

キャッチボールの基本は相手を思いやることからはじまります。
そして、そのキャッチボールが全てのプレーにつながって
試合は成立し、試合の積み重ねが大きな夢につながり、
やがて人生を変えていきます。

私は、思いやりを持って、誰にでも全力投球されるエサキさんを尊敬しています。
会うたびに「ええか!突っ込め!」とおっしゃるエサキさんはちょっと笑えますが、
本当にかっこいいです!

今後もご指導の程、何卒よろしくお願い致します!


ヤマカワベンチ

Infinity代表 鈴木達也さん

野球に例えるなら
【目の前の一球を大切にするプレーヤー】

 
こんにちは!
中小企業経営者の熱い言葉を聞くのが好きな
元甲子園球児、ヤマカワベンチです。

今回は私の髪の毛を約8年間切ってくださっている
スーパー美容師、鈴木達也さんにお話を伺いました。

鈴木さんは某大手美容室にて銀座で年間3,000万円を売り上げ、
2016年9月に独立された方です。現在清澄白河と水天宮にInfinityという美容室を
2店舗かまえていらっしゃいます。
https://infinity-hair.net
 
美容業界は月間200万円以上を売り上げられる美容師が日本全体の
1%以下らしいのですが、鈴木さんはその1%に入っている方で、
大手の看板がなくなった独立後もその数字は向上しています。

私自身、「髪の毛は誰に切ってもらっても同じ(昔坊主頭だったこともあり)」と
いう考えで20年以上生きてきましたが、鈴木さんと会ってそれが変わりました。
 
では、鈴木さんの何が違ったのか?

それは一言で言うと「1つ1つのやりとり・所作に心がこもっている」ことでした。
言わずもがな、技術は素晴らしく、私の他人にはわからないようなこだわりにも
応えていただけるのですが、それ以上に細かいところまで気配りが行き届いています。
 
例えば、入店した際の目を見た挨拶・笑顔、誘導いただく際の導線の確保、
相手を気遣った言葉の選び方、その全てに「思いやり」を感じるのです。

私は野球人生において、目の前の1球に想いを込めて向き合い続けていくことが
やがて大きな成果につながるということを経験してきたため
鈴木さんのスタンスには共感ができました。
 
座右の銘を伺うと、「笑顔」とのこと。
そして、「微差は大差」ということもおっしゃっていました。
 
やはり日々の地道な積み重ねが圧倒的な成果につながるのですね。
これからも鈴木さんの活躍を応援していこうと思います。

 
ヤマカワベンチ